あさえ がんばる

高校中退フリーターでしたが、現在はライター兼・会社員になりました

きっと私はなにものにもなれない

 


なにものかになりたいとずっと思っている。
でもたぶん、きっと私はなにものにもなれない。
ふと、そのことに絶望してなにもかも投げ出してしまいたくなる。そんな時もある。

それでもなにものにもなれないまま私は今日も1日を過ごしている。つらいな、とか、もう、こんなものと思ってしまうこともあるけれど最近は割とこれでいいと思うし、このまま平和に暮らしていきたいとも思う。


なにものでもないということはなにものにもなれるということだ、というような事を誰かが言っていた気がする。
その人はたしかになにものかであったし、そういう可能性だってあるだろうけれど、私はきっとなにものにもなれないのだと思う。
なにものでもないし、なにものにも、なれない。

なにものでもない私がなにものでもないひとへあててなにかをつづろう

なにものかであるひとから得られるものはきっとあるだろうし、そういったひとが綴る文章は多くの人に影響を与えて多くの人の心を動かすだろうけれど

そうではないときもきっとあるから。


もっとふつうに満たない平凡に満たない
そういうなにかのために
そういう自分のために
私は文章をつづろう。


そう、思うのです。