あさえです。
私も一人暮らしの生活に戻りたい!
一人暮らしはいいものでした
あのころ、一人で暮らしていたころ。
もうずいぶん前の事のようでまるで昨日の事のようなあのころ。
大変なこともそりゃあ多かったけれどそれでも一人暮らしは私にとってとてもいいものでした。
なんでも自分で作り上げていく。なんでも自分の思いのまま。
なんでも自分の責任。全部自分のしたこと。
誰かの後始末をすることもなければ、誰かに自分の後始末をさせることもないあの生活。
そりゃあ私なんてとんでもなく堕落した人間だから、一人だと何もできないことだってあったし、一人だからこそ頑張れなかったこともたくさんあった。
そのあとの二人暮らしのほうが人間的な生活をしていたかもしれない。
食生活だとかについては二人暮らしになってからのほうが圧倒的に改善されたと思う。だって自分だけの食事じゃなくなったから。
その分精神的なプレッシャーだとか、意識の問題とかで疲れてしまったりするわけだけれど、まあ一人暮らしはとてもいいものでした。
特に今実家にいると、干渉しあうこの状況が正直つらくてしょうがない。
お互いに絶対離れていたほうがいいと思うのだけれど、むこうは離れることを拒んでいるし私を手元に置きたがっている。
それがひしひしと伝わってくるし、私が離れたがっているのも同様にむこうに伝わっているんだろう。
このぬるま湯の、閉鎖された家庭の中だけで生きていけたら幸せだっただろうか。
この家庭のために、この状況を当たり前の常識として受け入れたまま、
そのまま家のために生きていけたなら私はいったいどうなっていたんだろう。
それはできなかったから、まあ出て行ったわけだけど、そのあとに戻ってくるってつらいわあ。
なんせまず生活リズムが違う。
この家の人夜行性すぎるし、生活リズムぐちゃぐちゃすぎる!
食生活も違う。
野菜とらなさすぎてビビる。
炭水化物とタンパク質ばっかりやんけ!っていうか主に炭水化物多すぎてやばい。
ごみの出し方、食器の洗い方、洗濯の仕方、タイミング、お風呂のタイミング、使い方、ボディソープ、シャンプー、食器用の洗剤……
あらゆるものが私の作り上げたものとは違っていて、ああ、あの時私はこの家から分離してしまったんだなって事実を突きつけられる。
それがつらいし、それをつらく思うこともつらい
一人で暮らしたい。
干渉されず、干渉しない状況で。
私は私のためにご飯をつくって、私のために洗濯をするの。
私のためにアイロンがけをして、私のために食器を洗うの。
私のために掃除をして、私のためにごみを出すわ。
大好きなあの人のためにやっていたことは、あまりに一方通行過ぎてちょっと私は疲れてしまったんだよ。
だから、家族のためにそれらをすることはできないんだ。
当たり前には、できないんだよ。ごめんなさい。
だからまず、自分のためにやりたいんだけれど、難しいなあ。
なんてね
最近は食器を洗うくらいのことはするようになったので、もうちょっと家事リハビリしたい。
あなたのために、っていう言動に対して見返りを求めないように意識しすぎて疲れてしまって、どうしてもセーブがきかない。
理不尽にいらついてしまう自分が抑えられないし、理不尽だってわかっているから自己嫌悪も激しい。
自分がもっと嫌いになる。
自分のペースで少しずつ、リハビリしていきたいなあ。
きっと無理だから理解を求めることはしないけれど、どうかどうか私に期待をしないでくれますように。
おわり。
これが正解! ひとり暮らしスタートブック―ひとり暮らしがもっと楽しくなる!
- 作者: 主婦の友社
- 出版社/メーカー: 主婦の友社
- 発売日: 2013/01/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る