あさえです。
私がきちんとできてるよって思える家事って料理くらいだなぁ、でも料理も「きちんと」できているのかどうかは微妙だなぁって思いながら生活しているんだけれど、作ったご飯を「美味しい」って言ってもらえるのがすごく、すごく嬉しい。
お肉はなんでも美味しい
「美味しい」って言葉自体はほとんど毎日言ってもらえる。嬉しいなって思いつつ、お肉がすごく好きだから安い肉でも、なんでも、お肉なら「美味しい」って言うんだよね。
私の料理がどうこうではなくて、お肉だから、お肉ならなんでも美味しいんだなぁって思ってしまって、あんまり素直に言葉を受け取れないの、よくないなって思いながら、はいはい、お肉だからでしょ、ってなっちゃう。
嬉しくないわけじゃないんだけれど、ね。
実家で何かを作った時は、美味しいって言われるより文句を言われる方が多かったから今のほうがずっとご飯を作るモチベーションがあるし、嬉しいし、楽しんだけれど。
お肉を美味しいって食べる彼を見るのは好きだけれど、それは私の料理に対する褒め言葉ではなくて、単純に好きなものを食べて、美味しいなって感じているんだろうなって思ってしまって、書いてて私めっちゃひねくれてるな?って気づいてしまった。もっと素直になろう……
肉じゃが
得意料理は肉じゃがです(はぁと)
みたいなのあるよね。家庭的アピールっていうか。それともちょっと古いのか?肉じゃがって基本的に材料切って煮込むだけだし大体カレーと一緒だし別に何も難しくない料理だと思うんだけど、でも人によって全然味が違う料理ではあるよね。
私は私の作る肉じゃがが結構好き。自分の好みの味。味の染みたじゃがいもや人参。くたくたになった玉ねぎ。
野菜があまり好きじゃない、お肉が好き、でも野菜たくさん食べなくちゃって言う彼にもっと野菜を美味しく食べてほしくて色々試している。
でも私が思う野菜の美味しいところは野菜嫌いの彼には好きじゃない部分であることも多い。私は茹でたブロッコリーとか、アスパラとかがすごく好き。
でも彼はアスパラはベーコンや豚肉で巻いたほうが美味しいって言うし、茹でたブロッコリーは森じゃん……って言う。
北海道で食べたスープカレーの中の野菜を美味しいって食べていたみたいに、家でも野菜を美味しいって食べてほしいなって思っている。
そりゃ野菜も色々あるからものにもよるんだろうけど、それでも調理方法とか味付けで美味しいって思ってもらえるならなんとかしたいなって、それくらい、私がやりたいなって思って色々試している。
だから、昨日、肉じゃがを作って、それを食べた彼が
「この人参美味しいね」
って言ってくれたのがすごくすごく、すごく嬉しかった。
人参は苦いからあんまり好きじゃないって。いつもはせいぜい、これなら食べられる、食べやすい、くらいまでにしかならなかった人参。
人参があまくて美味しいね、って言ってもらえてすごくすごく嬉しかった。
肉じゃがって別にあんまり好きじゃないけど、この肉じゃがはすごく美味しい。って。
ああ、作ってよかったなぁって。色々やってみてよかったなぁって思える。
またがんばろう。ちょっとでも美味しく食べてもらえるように工夫しよう。
おわり。