あさえ がんばる

高校中退フリーターでしたが、現在はライター兼・会社員になりました

エナージェル0.5mm、0.3mm使用レポート【ぺんてる】

あさえです。

ぺんてるのエナージェルについて個別使用レポートを書きました。

先日気合いを入れてボールペンのおすすめ記事を書きました。

 

www.moriasae.com

 

 

この記事についてのツイートを猫軸エナージェルの企画者様にRTして頂きました!!!!!!!!

しかもリプライにお返事もらえた!!!!

 

なにこれ嬉しい。

(しかも猫ジェットストリーム作戦を見られている……)

しかも先日の記事を書いている途中で猫軸エナージェルの欲しさが増してしまい、追加購入。柄コンプしてしまいました……

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にゃーーーーー
かわいいーーーー!!


ということでエナージェルの個別レポートを勢いで書きあげました

スペック

今回レポートするのはエナージェルの0.3mmと0.5mm。

通常のノック式エナージェルは他に0.4mm0.7mm1.0mmのボール径があり、5種類から太さを選べます。
そのうち0.5mm以下のものはペン先にニードルチップが採用。インクカラーバリエーションはどの太さでも黒・赤・青の三色です。
軸色は通常シルバーで、0.5mmのみ他にブルーとパールホワイトの展開があります。

今回使用したのは限定の猫軸エナージェルなので、インク色は黒のみ。
軸はアメリカンショートヘアー・ハチワレ・シャム・キジトラ・アビシニアン・三毛の全6種類です。

 

エナージェルの特長

ぺんてる公式サイトによるとエナージェルの特長は
なめらかな書き味
汚れにくい速乾性
クリアで鮮明な文字
との事。

 

それぞれ検証していきます。

なめらかな書き味

最近のボールペンは多くが書き味のなめらかさにこだわっていますよね。人それぞれ好みはあると思いますが、なめらかであることは今の時代で多数派の支持を得ている印象。

書き心地というのはその人の筆記の癖や筆圧、ペンの持ち方や角度、使用している紙の影響も受けるものなので人によって本当に感じ方は様々です。
なので、究極書いてみないとわからないって話なのですよね。

それでもエナージェルは他のゲルインク系ボールペンと比べても相当なめらかな書き心地です。なめらかすぎて滑るくらい。
0.5mmにしても0.3mmにしても相当するする、ぬるぬる書く事が出来る。

ぬるぬるし過ぎると嫌だって人もいると思うので本当に好みの話なのですが、このなめらかさとある程度の粘度のある感じはかなりエナージェル独特のものかなと思います。

 

汚れにくい速乾性

エナージェルのインクはゲルインクですが、他の多くのゲルインク製品と違うのは染料インクを使用している事です。
染料インクと顔料インクというものがあるのですが、多くのゲルインク製品は水性顔料インクです。

なので、水性染料インクを使用しているエナージェルは確かに他の顔料系製品に比べてインクの乾きが早いです。

筆記時に出てくるインク量としてはエナージェルはかなり多い方だと思うのですが(それがなめらかな書き味や色の濃さにつながっているとは思う)、それなのに乾きが早い、というのは大きな魅力の一つです。


左利きの人が文字を横書きする時、右利きの人であれば縦書きをする時。
既に書いた文字を手で擦ってしまって広がってしまうことがあると思うのですが、エナージェルであれば乾きが早いのでこれを防ぐ事が出来ます。

 

クリアで鮮明な文字

これはもう本当に綺麗な色が出るな、という印象。
インクの色が薄いものとしては流行りのフリクションが思い浮かぶのですが、比較的インク色が濃いSARASAと比較してもエナージェルのほうが濃い黒が出ます。
というかSARASAは割と書いた直後は色が濃い印象なんですが、乾いてくるに従って薄くなってくるんですよね。
それがエナージェルは書きたてと同じくらいの濃さを維持してくれる。

エナージェル、SARASA、フリクションでほぼ日手帳に書いた感じの比較。

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字が汚いのは許してほしい。そして画像だと色があまりわからない……

フリクションが圧倒的に薄いのはわかりやすいなって感じ。
でもよくよく見るとエナージェルのほうが色が濃いでしょ……?

まあとにかく、書いたままに黒い色が残るっていうのは嬉しい。書いた触感そのままに文字が残るのは日記とかを付けていると何気に嬉しいポイントです。
経年劣化が気になるところではありますが、ちょっとその辺は個人的なサンプルが不足していてなんとも言えないところ。

探し方が悪いのか、それとも然程問題にならないのか、軽くぐぐった感じではエナージェルについての経年劣化を調査したものは見つかりませんでした。


ちなみに黒は少し青みがかった印象。
真黒が良い人は油性がいいんだろうなぁと思いつつ、個人的にはこういう黒も好きなのでこれから結構使っていくことになりそう。

 

欠点について

インクのダマ

書きだしや書き終わり、少し長く紙とインクが接触したところにインクのたまりが出来ます

これはインクフローの良さによるものと思いますのでエナージェルの個性ととらえるか、欠点ととらえるかは人それぞれかなと。
書いた時の味でもあるし、小さい字をちまちま書くには少し邪魔になるかもしれません。

0.5mmは全体的に他の0.5mmのボールペンに比べて太目の線になる印象なので、細かい字を書くなら0.3mmのほうが向いている感じです。

 

インク色の少なさ

手帳に色々書きこむ私としてはインクのカラーバリエーションの少なさはちょっとした欠点になります。
好きな色を選ぶ楽しみというか予定の種類ごとに色を変えて書きたかったりするんですよね。
特に水性ボールペンにはそれを期待している部分が大きくて、油性なら三色展開でもありなんですが、水性で三色展開と言われるとちょっとうっと詰まってしまうかなと

すべりすぎる

なめらかなのは長所であり短所です。
好みの問題になりますが、かなりなめらかなボールペンなので、滑り過ぎると感じる人もいるかと思います。

 

裏抜けについて

インクフローが多いので紙によっては裏抜けします。
ほぼ日ユーザーなので裏抜けしにくいシグノを愛用しているのですがエナージェルはやはり少し裏抜けします。


少し厚めの紙に書いたり、普通のメモ書きをする分には問題ないので使用場面を考えれば快適に利用できます。

 

ほぼ日手帳に書いた文字を裏から見たらこんな感じです。

エナージェルの0.5mmとSARASAが裏抜けするかな?って感じ。

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これにほぼ日手帳用の青い下敷きを敷くと、エナージェルがかなり裏抜けするのがわかる。

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まとめ

良くも悪くもインクフローの良さ
というのがエナージェルの特徴かなと思いました。
インクフローの多さが生み出すなめらかな書き心地、綺麗な発色、インクたまり、裏抜け。

猫軸ではないものについても、安価なボールペンには珍しく金属軸でプラスチックっぽさがないのは素敵ポイント。
ただしおじさん臭くはあるので女子にはやっぱり猫軸をおすすめしたい。

 

 

みなさまがよきボールペンライフをすごせますように。

おわり。

 

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